山形県鶴岡工業高等学校出身の、アーチェリー選手中村美樹さん。
スポーツはもともと得意ではありませんでしたが、中学校でアーチェリーと出会い、目覚ましい成長を遂げます。
2021年は、東京オリンピックへの出場が決定し、これからの活躍にも期待できる選手です!
今回は、アーチェリー選手 中村美樹さんについて、こんなことを調べてみました。
- 中村美樹(アーチェリー)のwikiプロフィールは?
- 中村美樹(アーチェリー)の出身高校や大学は?
- 中村美樹(アーチェリー)の両親や兄弟は?
- 中村美樹(アーチェリー)の成績は?
笑顔が素敵で、人柄も良く、地元で愛されている中村美樹さん。
あなたにも、彼女の魅力を知ってもらえたら、嬉しいです!
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中村美樹(アーチェリー)のwikiプロフィールは?
(画像引用:中村美樹公式Facebook)
アーチェリー日本代表選手、中村美樹さんのプロフィールは、こちらです!
- 名前:中村美樹(なかむらみき)
- 誕生日:1992年9月12日
- 年齢:28歳(2021年7月現在)
- 身長:162cm
- 体重:74kg
- 血液型:非公表
- 所属:ハードオフ
- 出身地:山形県鶴岡市
地元から愛されている中村美樹さんは、ハードオフコーポレーションに所属しています。
実際に店舗でレジ打ちをしたり、品出しをしたりしていますよ。
山形県鶴岡市出身の中村美樹さん。アーチェリーを始めたのは、中学1年生の頃です。
中村美樹さんの出身中学校は、鶴岡市立鶴岡第三中学校(鶴岡三中)。
新入生向けの部活動紹介のとき、アーチェリー部のパフォーマンスに心を奪われます。
アーチェリー部への入部を即決した中村美樹さんは、それからアーチェリー中心の日々を送ることとなりました。
中学時代は、小真木原(こまぎはら)多目的広場で練習をしていました。
(画像引用:山形県スポーツコミッション)
この小真木原南多目的広場はとても広大な敷地で、70mの練習もできます。
授業が終わったら、とにかく早く射ちたくて、この小真木原広場まで急いでいました。
意外なことに、小学生のころは、運動が苦手だったそう。
アーチェリーは、上達していくことを実感できるのが楽しくて、すぐにのめりこんでいきました。
中学生のころから、オリンピックへの憧れを抱いていた中村美樹さん。
このころは、中村美樹さん本人も、軽い気持ちで言っていたし、周りも本気にしていませんでした。
練習の成果が出て、どんどん上達したことで、目標も徐々に高くなっていったのでしょうね♪
【山形新聞】中村選手へ、熱くエール アーチェリー五輪代表、母校・鶴岡三中で壮行会 https://t.co/nIrb5ClfWb #山形新聞 #東京五輪 #中村美樹 #アーチェリー #鶴岡三中
— 山形新聞 (@press_yamashin) June 1, 2021
中村美樹(アーチェリー)の出身高校や大学は?
現在は山形県鶴岡市を拠点にしている中村美樹さん。これまで、すべてがうまくいっていたわけではなく、辛い思いをしたこともあります。
中村美樹さんは、高校時代や大学時代、どのように過ごしてきたのでしょうか。
中村美樹(アーチェリー)の高校時代
中村美樹さんの出身高校は、山形県立鶴岡工業高等学校です。
環境システム科(現:環境科学科)に所属していました。
鶴岡工業高校は、部活動が盛んで、毎年のように、すべての部が県大会に進出するほどの活躍。
中村美樹さんが所属するアーチェリー部も、全国大会上位入賞を目標に練習に励んでいました。
2021年現在も、コーチとして中村美樹さんを支えている、野崎剛さん(鶴岡南高 教諭)とも、高校時代に出会いました。
高校のときは、「気持ちが弱い子という印象だった」と、野崎剛さん。
しかし、最後のインターハイでは個人3位という成績を残し、「嘘のように成長した」と、野崎剛さんも驚いたようです。
高校生前半は、目立った成績を残すことができなかった中村美樹さんですが、後半で見事に覚醒。
高校卒業後もアーチェリーを続けていく道を、選びます。
中村美樹(アーチェリー)の大学時代
中村美樹さんは、高校卒業後、日本体育大学へ進学します。
大学では、アテネオリンピック銀メダリストの、山本博さんから指導を受けていました。
58歳の山本博さんは、2021年現在も現役選手で、「中年の星」とも呼ばれています。
ご自身も現役選手として練習しながら、中村美樹さんに指導をしてくれていました。
中村美樹さんは、大学時代にも、さまざまな大会に出場し、こんな好成績を残しています!
- 2012年 全日本室内選手権 優勝
- 2013年 インカレインドア 優勝/世界室内選手権(フランス)銀メダル
- 2014年 全日本学生王座決定戦 団体優勝
そして、大学卒業後は、コーチである山本博さんの勧めで、「ハードオフコーポレーション」に所属することに。
中村美樹(アーチェリー)の所属はハードオフ
中古品リユース販売業を全国に展開している「ハードオフコーポレーション」。
ハードオフでは、アーチェリー部の活動に力を入れているため、当時コーチをしていた山本博さんが勧めたのです。
中村美樹さんは、2015年ハードオフに入社し、全国大会や世界大会で活躍します。
2017年にはワールドカップ団体戦で銀メダルを獲得し、世界選手権にも出場しました。
しかし、大会の後、不調の波が中村美樹さんを襲います。食事もまともにとれなくなってしまい、練習にも身が入らなくなってしまいました。
そして、2018年に、ナショナルチーム入りを逃してしまいます。
この結果を受け、「気持ちを切り替えなくてはいけない」と思った中村美樹さん。
大学時代から活動拠点としてきた横浜から、地元である山形県へ、帰ることに決めました。
ハードオフの会長は快く相談に乗ってくれて、すぐに新たな勤務先を用意してくれたとのこと。
周りの温かさにも助けられ、無事に実家へ帰ることができました。
地元である鶴岡市では、地元企業が練習場所として工場を貸してくれたり、練習場所の確保のため動いてくれたり、中村美樹さんを地域一体となって支援してくれています。
表敬訪問時には、職員の方が横断幕や花束を持って出迎えてくれるなど、中村美樹さんがとても歓迎されているようすもうかがえます♪
鶴岡市に帰ってきてからは、高校のときに指導してくれていた野崎剛さんに、再びコーチとしてついてもらいました。
地元で練習を再開した当初は、高校生のトレーニングもできないほど、体力が落ちてしまっていた中村美樹さん。
野崎剛さんは、「彼女の力はこんなものではない」と、中村美樹さんを信じ、指導に当たりました。
1日300本以上を射つことで体力を取り戻し、持久力と精神力を再構築。
そして、努力の成果が実り、2021年、東京オリンピックへの出場が決定しました!
前向きな言葉をかけてくれる野崎剛さんの存在は、とても大きかったと話しています。
東京オリンピックでは、自分を支援してくれている人たちに恩返しするためにも、ぜひメダルを持ち帰ってほしいですね♪
中村美樹(アーチェリー)の両親や兄弟は?
中村美樹さんは、個人での発信をあまりされておらず、ご家族についての情報が少なかったのですが、地元ではお父さんとお母さんの支えのもとで暮らしているようです。
ご兄弟の情報は一切なかったため、1人っ子である可能性が高いです。
東京オリンピック選考会のとき、父 秀明さんは65回目の誕生日だったようで、「素敵なプレゼントをもらった」と、笑顔で喜んでおられました。
また、横浜から地元・鶴岡市に帰ってきたときは、母 峰代さんが食事面で支えておられましたよ。
2021年現在、中村美樹さんは、母校などでの指導も行っているため、もしかすると実家で暮らしているのかもしれませんね。
中村美樹さんが中学校のころ、オリンピックへの憧れを口にしているのを見てご両親は、「運動の苦手な子が続けていけるのか?」と思ったとのこと。
ご両親が心配する必要はなかったようですね♪
ご家族を喜ばせるためにも、中村美樹さんには、悔いのないよう戦ってほしいと思います。
中村美樹(アーチェリー)の成績は?
【日本のWINアーチャー】
中村美樹選手 ハードオフコーポレーション〇実績
2014世界インドア2位
2017年世界選手権出場
2013年全日インドア優勝
2021年世界選手権代表
2021年ナショナルチーム〇使用弓具
ATF-Xハンドル
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これまでご紹介した以外にも、中村美樹さんは、たくさんの好成績を残しています。
- 2015年 全日本社会人選手権 準優勝
- 2016年 全日本選手権 3位
- 2017年 ワールドカップ(トルコ) 団体銀メダル
- 2018年 全日本社会人選手権 3位
- 2019年 全日本実業団大会 個人優勝、全日本社会人選手権 3位
- 2020年 全日本室内選手権 5位、全日本選手権 5位
- 2021年 東京オリンピック日本代表内定
一時は不調に見舞われ、思うような結果がでなかった中村美樹さんですが、地元・鶴岡市に戻ってきたことで、本来の力を取り戻しました。
地元の方からも愛されている中村美樹さん。今後も、どんどん活躍してほしいと思います。
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まとめ
【中村美樹について】
- 出身は、山形県鶴岡市
- 出身中学校は、鶴岡三中
- 出身高校は、鶴岡工業高校
- 出身大学は、日本体育大学
- 所属は、ハードオフコーポレーション
- 実家で暮らしており、兄弟はいない可能性が高い
- 地元から愛され、たくさんの人に支えられて活動している
2021年現在も、母校に差し入れを持って顔を出すなど、優しい性格が魅力の中村美樹さん。
体験会では、後輩たちを実際に指導することもあります。
彼女が地元から愛されるのは、アーチェリーで活躍しているという理由だけではなく、人柄や立ちふるまいに魅力があるからだと感じます。
これからも、その素敵な笑顔で、私たちを温かい気持ちにさせてくれることでしょう。
山形県民のあなたも、そうでないあなたも、ぜひ中村美樹さんを一緒に応援していきましょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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